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名誉挽回!?


ピアノトリオの東京公演を無事終えました。
先月末の柏公演では体調を崩していたため、周りの方には迷惑をかけたし、演奏も「やっとの思い」だったので、今度こそは万全の体制で!名誉挽回!!と気合いを入れました。

ちょっと意気込み過ぎ・・・?
前夜は殆ど眠れず(!)、当日も、朝早〜くからそわそわ、どきどき・・・
子供みたいです・・・

こんなにテンションが高いこと、滅多にない・・・というか、ここまでテンションが高いことを自覚しつつ・・・というのは初めてで。
それはそれで結構ツラカッタ(笑)

歳を重ねるごとに、本番への取り組み方、心の準備の仕方が変わってきます。
昔は突進するだけでしたが、リハーサルから本番への、力の加減の仕方、緊張感のコントロール方法・・・
自分の心理状態も、自分の頭で分析出来るようになります。それは、良い事でもあるけれど、「解っているから余計緊張する」ということでもあります。
ようするに、いろいろ考え過ぎ。
一度演奏に「入って」しまえばOKなことが多いですが、朝起きてから、本番が始まる瞬間までが闘いなのです。

そう、始まってしまえば。
どんなアクシデントが起ころうと、突き進むのみ。
演奏中が、生きていて一番楽しい!と思える瞬間です。

沢山のお客様に来て頂いて、私たちの精一杯の輝きで演奏することが出来ました。
ありがとうございました♪

終演後、写真を撮る前にいち早く着替えてしまった私に花を持たせてくれて、パチリ。
向かって左がピアノの奈緒子ちゃん、右がチェロの靖子ちゃんです。
靖子ちゃんの髪は美容院セットでばっちり。
奈緒子ちゃんのドレスは妖精のよう。
挟まれた私、眼鏡かけてて、ファンの人みたい(笑)





| コンサート | 09:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
山田さん事件
我が家のすぐ近くに、大きなスポーツクラブがひとつあります。
今住んでいるマンションからは徒歩一分ですが、前に住んでいたマンションからはちょうど裏で、ベランダからすぐ見えました・・・スポーツクラブが建設される事になった時には日照条件云々でうちのマンションとの間に一悶着・・・なんて事もありましたが、それももう十何年も前の話。
完成後すぐ父がメンバーになり、私も時々利用しています。

その「セサミ・スポーツクラブ」、運動の為に利用する以外の私の楽しみは リフレクソロジー でした。
「あしつぼマッサージ」
そもそもマッサージ好きな私ですが、リフレクソロジーは、ここで初めて体験して以来大ファンになりました。
気持ちはいいし、疲れた身体がスッキリし、痛いツボによって身体の悪い所も判ります。
そんなに頻繁に行ったわけではないのですが、セラピストの山田さんはきちんと私のことを覚えていて下さって、その時々に適切なアドバイスをしてくださいました。

この山田さん、実はホントに上手いんだ・・・と判明したのは、他の場所でリフレクソロジーを受けてみた時でした。
最近は、リフレクソロジーを始め「マッサージ」や「リラクゼーション」屋さんはたっくさんありますが、本当に気持ちいい、自分にあったマッサージ屋さんに出会うのってなかなか無いものです。
それだけ私がマッサージにうるさいのかもしれません。

でも、私にとって山田さんは「神の手」。
他の人にはやってもらいたくない、と思うほど、信頼できる方でした。

それがある日、スポーツクラブに行ってみると、リフレクソロジーがお休みでした。
その時は「山田さん、お休みを取って旅行にでも行ってるのかしら?」なんて呑気に考えてました。

それが先週、また久々にスポーツクラブへ行ったら、またまたお休みなんです。
おかしいなぁ、と思って近付いてよく見たら・・・!

「長い間ご愛顧いただきましたリフレクソロジーは、当分の間休止させていただき、再開の予定は立っておりません・・・」

えーっっっ、山田さんは何処へ!?

私にとってはまさに大事件です。

血相を変えてフロントに行き早速
「あのっ・・・リフレクソロジーは・・・
山田さんは何処へ行かれたんですか・・・!?」

・・・そしたらなんと。
山田さん、ご自分のサロンを開院なさったのです。

確かにね。
ずっとずーっと、このスポーツクラブにいる訳はないと思ってましたよ。

ご自分のサロン。
すごい。
夢を叶えられて、人生の新しい出発に立っていらっしゃるのでしょうね・・・
私は、山田さんの一ファンとしてすごく嬉しく、じわじわと幸せを感じました。

・・・でもそのサロン、池尻大橋なんです。遠い〜
なにせセサミは徒歩1分でしたから(笑)
私は、最強の助っ人を失ってしまったような気分で打ちひしがれております。
が、新しい門出に立つ山田さんを思うと、私にもエネルギーが沸いてきます。

皆さん、池尻大橋に縁のある方、近い方、お疲れの溜まった方、癒されたい方、是非是非山田さんのサロン、Hapyy Soulに行ってみて下さい(HPあります)。
疲れが取れて、心も体も軽く、暖かくなります。
| やすらぎ | 10:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
病院で演奏すること
伊勢慶友病院でのコンサート。
去年に引き続き、呼んでいただきました。

午後のひととき、まずは患者さんの為に短いコンサート、そして、夕方にもう一度、一般の方へ。

会場は、この病院の最上階にある「リハビリ室」です。
すべての器具とかマットなどを取り払うと、広い広いスペースとなります。
去年も書きましたが、この周辺には高い建物が無く、最上階と言ってもたったの7階なのにも関わらず(!)左右両側全面ガラス張りの窓からの眺めは最高です。
新宿の高層ビル最上階にも劣りません。
伊勢神宮の緑まで見え、ここは神の町なのだということを実感する場所です。
そんな所で演奏するの、本当に気持ちがいいんですよ♪

スケジュールの都合上、私はその日の朝に東京を発ち、伊勢入りしたのは昼でしたが、待機していて下さった共演者の方々と即リハーサルを始めました。
こちらでコンサートをするもうひとつの目的は、伊勢の音楽家の方々との交流もあります。
去年に引き続き、伊勢在住のピアニスト、井上さんが、一生懸命練習をして待機してくれていたので、スムーズに合わせることが出来ました。
それに加え、今回は伊勢管弦楽団のチェロとヴィオラのベテランの方々と一緒に四重奏を共演。
このように交流が出来るって、素敵なことです。

さて。
病院でコンサートをするということ。
患者さんの中には、入院生活の長い方、もう治らない方、すごーくお年寄りの方・・・など、元気で退院していくとは限らない方々もたくさんいらっしゃいます。
特にこの病院は、お年寄りの方が大半を占めています。

私が初めて病院という場所でコンサートをした時・・・それは2年程前でしたが、患者さんの反応の深さに、こちらが衝撃を受けました。
まさに「心で」聴いてくださっている人たち、なのです。

今回も。
2回のコンサートが終わり、私が病院から出発する時、旦那様が入院していらっしゃるというおばあ様が、わざわざ見送るために待っていてくださいました。
女学生の時に一度ヴァイオリンの生演奏を聴いたことがあるということ、その響きが今日頭の中で蘇り、最高の時間だったこと、そして、この感動は死ぬまで胸の中に持ち続けていく、と・・・
まだ興奮の中に泳いでいるといった様子で、こちらがその世界に引き込まれて行きそうな、そんな夢心地の表情をなさっていました。
そのおばあさんは、私達のタクシーが見えなくなるまで手を振り続けていてくれました。

私の3倍近くの年月を生きてこられたお年寄りが、純粋は子供のような目で、感動を喜んでくれる・・・こんな感動を体験出来るのは、「音楽の力」なのですね。
音楽の力のお陰で、私とこの「おばあさん」がつかの間出会って、気持ちを震わせ合うことが出来た・・・
自分のやっている活動の、意味の深さを改めて感じることが出来ました。

伊勢慶友病院では、また来年もコンサートをさせて下さるとのこと。
演奏って、一回一回、その一瞬しか、ありません。
来年はどのような感動に出会えるのでしょうか。

・・・さてそして。
その夜、真夜中に、急性胃腸炎発病!
ホテルにて苦しい苦しい一夜を過ごしたあと、コンサートをした慶友病院に舞い戻り、注射・点滴を受けて帰京いたしました。
帰るだけとはいえ、歩くのもつらい・・・
帰宅後の予定を全部キャンセル(生徒のみなさんごめんなさい〜)して、家の布団に倒れ込みました。

一週間経ち、さすがにもう全快です。
来年は、伊勢慶友病院に、自分の診察券を持参しなくちゃ!



| コンサート | 10:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
すみませんm(__)m
・・・怒涛のような先週でした。

私にとって、多分一年で一番忙しかった月の、最後のとどめの週というか。

体調不良というアクシデントにより、共演者の方々には心配をかけ、レッスンをお休みしてしまった生徒には迷惑もかけました。

でも、着々と体調は回復しています。

そう、書くことは沢山あったのに、日記も続けられませんでした。

各コンサートに来て下さった皆さん、本当にありがとうございました。

コンサートのレポートなど、また書きます・・・
| - | 14:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
雨のシャコンヌ

昨日は宇都宮にて、とある会で演奏させて頂きました。
5年前に亡くなられた「増澤教授」を偲ぶ、「薔薇とバローロの会」とのこと。
その「教授」を存じ上げない私としては、始めは何のこっちゃ???でしたが(笑)、開会前に一応、お話を伺えました(^^)

5年前に、発症から僅か3週間で急逝されてしまった「教授」は、ウィットに富み、フランス仕込みのセンスを静かにたたえた、素敵な方だったようです。
私も、天に思いを馳せながら演奏です。

メインの曲はバッハのシャコンヌ。
言ってみれば「本格派」の曲ですが、今回は特に「クラシックな曲目を」とのご要望だったので、敢えて選びました。

シャコンヌは、3曲目に演奏。
この曲は、短調の部分で激しく盛り上がった後、突然扉が開いて天国に迷い込んだように、静かに幸福を湛えた音楽が現れます。
その、幸福な部分に差し掛かった途端に・・・ゴロゴロゴロゴロ・・・・

あー雷だ〜

と、思いきや、たちまち土砂降りの雨が天井を打つことに・・・

すごい音!
半端じゃないんです。私自身、自分が弾いてる音が聴こえないくらい。

これは・・・この曲を弾なってことかなぁ・・・と思ったり、一度弾くのを止めて、雨が和らいでからもう一度引き直した方がいいかしら・・・?
と、思ったり。
ちょっと不安になりながら、半信半疑で弾き続けました。
まだ曲は中間の辺りだったので、雨音の中、たっぷり5分以上引き続けました・・・どうしよう〜どうしよう〜〜〜、と思いながら!

弾き終わると、さて、大喝采w(゜o゜)w

「天国から拍手してるんだ!」
「先生が降りていらしたんだわ!」

あ、弾くのを中断しなくてよかったんだ・・・

意外にも、「雨の音はバイオリンを邪魔するどころか、相乗効果だったよ。」という慰め(!?)のお言葉も。

こんな経験初めてです。
雨の中弾き続けるって、かなり勇気がいる事でした。(地震が起こっても弾き続けるのと一緒かしら)

でもそのお陰で、今は亡き「教授」と「共に聴いている」感覚を、会場全体で感じたのかもしれません。

決して、亡き人が蘇るとか、霊などを信じている訳ではありませんが、私達の「大切な人を信じる気持ち」というのは、時として奇跡的な力を発揮することがあるのではないでしょうか。

増澤教授は昨夜、小さな薔薇のブーケとシャンパンを用意したこの場所に、いらしたんですね。

はじめまして。
小林倫子です。
シャコンヌ、どうでしたか?

| - | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
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